S-WORKS AETHOS
BREAK THE RULES-全ては走る楽しみのために-
スペシャライズドより全く新しいロードバイクが誕生しました。
完全新作のロードバイクとして今回発表された”AETHOS”(エートス)。
BREAK THE RULES-全ては走る楽しみのために-というコンセプトのもと開発されたこのフレームはこれまでのロードバイクとは一線を画す車体に仕上がっています。
SPECIALIZEDのバイクといえばツールドフランスを始めとする多くのレースで勝利を飾ってきました。速く走るバイクを作り続けていたその技術力、ノウハウを持ってただひたすらに乗っていて楽しいバイクを作ったらどうなるのか、、UCIの重量制限を無視し強度、剛性を落とさずに軽く作れればもっと多くの人が楽に坂を駆け上がり、自由自在に操れるハンドリング性能、長く乗っていても快適な乗り味、もちろんこれまでのバイクと同様サイズが変わってもライドフィーリングが変わらないようにしてくれるライダーファーストエンジニアードこれらを全て乗せて現代のロードバイクとして完成させました。
近年のEXOSシューズやALPINISTシリーズを見てみてもSPECIALIZEDには軽いフレームを作る技術はありました。しかしレースに必要のない軽さを突き詰める必要性がないことからTARMACなどを見るとエアロダイナミクスや剛性とのバランスをとっていました。今回レーシングバイクとして作らないことによりその掟を破る脅威的な重量で仕上がりました。
なんとフレーム重量585g!!!
もちろんディスクブレーキのバイクフレームです。世界的に見ても稀に見る軽さです。
一見するとオーソドックスな昔ながらのロードフレームですがその随所にスーパーコンピュータとこれまでのカーボンレイアップ技術を組み合わせた最先端の製法が使われています。
フレームの応力がかかる箇所を分析し余分な材料を省きながらすべての場所で必要な剛性を確保。
重量剛性比は他社の軽量フレームよりも圧倒的に優れた値でフレームのほとんどの箇所で薄さは2mmしかありません。しかし先ほども言ったように強度、剛性を確保したままですからROUBAIXやTARMACと同じくライダーの重量制限は125kgまで大丈夫です。
以下細部をご紹介します。
ヘッドチューブのロゴは普段のSロゴだけでなくAETHOSの文字が。
全く新しいコンセプトの車体であることを感じさせます。
超軽量でありながらBBは他の車体同様ネジ切りBBを採用(JIS)。これまで軽くするには圧入BBが当たり前でしたがねじ切りでこの重量に仕上げてくるとは流石SPECIALIZEDだなと思わされますね。
このカラーはフレームセットとetap完成車に採用されているカラーですがフォーク下部につれてシルバーへと変わるグラデーションになっています。シャンパンゴールドのような輝きからシルバーへの変化はとても綺麗で高級感があります。是非実車をご覧いただきたいカラーです。
UCI規定を無視して軽く作っていますがもちろんレースに出ることは可能です。速く走るならばTARMAC SL7が最適解かもしれませんが、普段はメインはサイクリングで年に数回ライドイベントやヒルクライムに出るような方はAETHOSの乗りやすさと軽さはとてもおすすめです。なにより使い方にとらわれないこのフレームは初めてロードバイクに乗った時の感動を蘇らせてくれます。
先日発表され予約受付中のALPINIST COCKPITなどALPINISTシリーズで組めば5kg台で仕上げることも可能です。ディスクロードも6kgを切る時代になってきました、、
↓ALPINIST COCKPITについては下記の記事でご紹介しています。
こちらのAETHOS、私も乗ってみましたが初めてロードバイクに乗った時の喜びを思い出させてくれる一台です。
長くロードバイクに乗っていると、ジャージを着て、サイコンをつけて、ドリンク、補給食を持って、パワーメーターやケイデンスを見ながらと段々やることが増えて義務感で乗っているという方も意外と多いきがしますが、そんな方は是非一度AETHOSに乗ってみてください!きっと少し乗るだけでもロードバイクってこんなに楽しかったんだと初心を思い出させてくれますよ!
もちろん初めての方にもオススメです。とにかく楽しく自転車に乗って遠くに行ったり、山を登ったり、輪行したり、写真を撮ったりそんな自転車の楽しみ方には最適です!乗るからには軽くて操りやすい車体がいいという方にも相性抜群かと思います。
画像のAETHOSは店頭に展示してありますので興味のある方は是非見に来てくださいね!
以下S-WORKS AETHOSのラインナップです。SHIMANO、 SRAM完成車他、フレームセットが4色ございます。(内2色は完成車と同色)