皆さん、話題の電動アシスト付きスポーツ自転車「E-BIKE」はもう体感しましたか？アメリカの人気ブランドスペシャライズドからもE-BIKEが続々と登場しています。今回は、ロードバイクタイプのE-BIKE「TURBO CREO SL」(ターボ クレオ エスエル)のご紹介です。スペシャライズドが作るCREOの魅力は、ロードバイクならではのシンプルなシルエットの残したまま、車体重量の優れた軽量化を実現させています。最上位モデルS-WORKS CREO SL CARBONでは12.2kg、アルミフレームのエントリーモデルCREO SL COMPでも13.9kgとかなり軽量に仕上がっています。

10年をかけて自社開発されたSL 1.1 モーターは、ロードバイクのフレームに合わせて小型化し、重量が1.95kgと軽量化に成功。それでいながら、最大で240ワット・35Nmの最大出力を継続的に増大させます。スペシャライズド・バイシクル・コンポーネンツの社名通り、フレームからパーツまで自社で開発できるスペシャライズドだからこそ実現したE-BIKE専用モーターです。

バッテリーはフレームのダウンチューブ内に収納されています。フル充電で最長130kmを走行可能で、オプションでレンジエクステンダー(外装バッテリー)を用いれば、走行可能距離を最長65km伸ばすことができます。ループサイクルのある郡山市からなら、上は岩手県一関市、下は埼玉県大宮市まで行くことができることになりますね。 

スペシャライズドのE-BIKEの大きな特徴のひとつは、専用のスマートフォンアプリMISSION CONTROL(ミッションコントロール)と連動させて様々なことができる、「つながるバイク」であることです。MISSION CONTROLでは、速度、距離、バッテリー残量、アシストモードなどを常に確認でき、記録に残せます。また、地図機能、アシストモードのチューニング機能、ファームのアップデート機能などが内蔵されています。

E-BIKE専用のアクセサリーも充実しています。走行可能距離を伸ばすレンジエクステンダー(外装バッテリー)の重量は約1kg。ボトルケージが付属します。

TURBO ROAD REMOTEスイッチは、手元でECO、SPORT、TURBOの3段階のアシストモードの変更が可能です。

Turbo Connect Display (TCD)は、E-BIKE専用のサイクルコンピュータです。主に表示できるデータは次の通りです:速度（現在、最高、平均）、走行距離、走行時間、ケイデンス、バッテリー残量、ライダー出力、サポートモード、心拍数、平均速度、時計。また、５種類の走行画面と表示データを簡単にカスタムできます。

TERRA CLX BOOST WHEELSETはホイールのグレードアップに最適です。32mmハイトのカーボンリムは軽量で、クリンチャーとチューブレスレディに対応しています。タイヤサイズは28から42cに適合。

E-BIKEの機能以外にも、進化したFuture Shock 2.0(フューチャーショック)は路面を問わず疲労を軽減させてくれます。このFuture Shock 2.0は、トップキャップ部分にある調節ノブで動きをオープン・クローズし、リバウンドは油圧ダンパーで制御します。新しいSmooth Boot、トップキャップ、Future ステムは、ヘッドチューブとステムをスムーズにつなぎ、よりクリーンな外観を実現しています。

人気のパワーサドルが標準搭載されています。座面が広く臀部を支えて安定感のあるペダリングをサポート。真ん中の大きく空いたチャンネル(穴)は、尿道の圧迫を軽減し血流を確保することで快適な座り心地を実現します。