2021モデル!!e-BIKE TURBO CREO/LEVOが大きくパワーアップして再登場!グラベル仕様のS-WORKSも追加!
2020年春に満を辞して日本でも発売スタートしたSPECIALIZEDのe-bike”TURBO“ですが新たなカラーとコンポーネントの変更などパワーアップしてモデルチェンジしました。昨年から変更となるのはそれぞれ上位2モデルずつとなります。ミドル、エントリーグレードに大きな変更はありません。
以下今回のモデルチェンジによる変更点とラインナップを詳しくご紹介致します。
e-ROAD TURBO CREO
1.あらゆる地形を走り抜けられる一台へと進化!
2020モデルではなかったグラベル仕様のS-WORKSグレードが登場。CREOのフレームはロード仕様とグラベル仕様のEVOで全く同じものを仕様しております。大きな違いはEVOの方にはフレーム下部にプロテクターシールがあること、最初から付いてくるタイヤの太さ、ドロッパーポスト、フレアハンドルが付いているかどうかになります。
また付属のホイールがCLX50からTERRA CLXへと変更されています。このことからもよりグラベル、ダート、シングルトラックなど様々な所を走れるようになっていることがわかります。今年ロードのホイールはクリンチャーオンリーのRAPIDE、ALPINISTが登場したのでやはりe-bikeやdivergeにはTERRAが一番良さそうですね。
2.一部モデルのコンポーネントがshimano DURA-ACE,GRXからSRAM RED/EAGLE AXSへ変更
無線電動1×12コンポーネントですが気になるのはリアスプロケットとリアディレイラーがMTBのEAGLE AXS!10-50Tという超ワイドレンジになっておりこれをロードのRED AXSのレバーで動かします!パッと見るだけだと互換性あるの?と思う方もいるかと思いますがここが無線電動変速ですから変速段数さえ合えば全く問題なく動きます。レバー側とドライブ側での互換性を気にしなくてよくなるまさにe-bikeやグラベルバイクには一番ありがたいセットアップです。こうすることでフロントチェーンリングは44Tを使用して高速域のギア44-10(4.4)も確保しながら44-50(0.88)というギア比までフロントシングルで確保できるわけです。間のギアが飛びそうな気がしますがそこにe-bikeだとケイデンスに呼応してアシストがかかるのでかなりカバーできます。これらのことを考えると現状最高の組み合わせかと思われます!
3.CREOにもハンドルバーリモートを搭載!
これまでe-MTB,e-クロスにのみ搭載されていたハンドルバーでアシストのモードを変更できるハンドルバーリモートがロードタイプのCREO,CREOEVOのEXPERT以上のモデルに搭載されることになりました。
以下各モデルの概要です。
S-WORKS TURBO CREO SL CARBON ¥1,694,000(税込)
ロードタイプCREOの最上位モデル。TERRA CLXにSRAM RED/EAGLE AXSコンポーネントを採用。最も軽く仕上がっています。ハンドルバーリモート搭載。
S-WORKS TURBO CREO SL CARBON EVO
今年から追加になったグラベル仕様の最上位モデルです。基本構成は上記のロードタイプと変わらずTERRA CLXホイールに、SRAM RED/EAGLE AXS仕様。最初からグラベルタイヤ、ドロッパーポスト、フレームプロテクタが付いています。
TURBO CREO SL EXPERT CARBON
こちらは二色展開のロードタイプのセカンドグレード。c38ホイールにGRX Di2仕様は昨年と変わらずですが、新たにハンドルバーリモートが追加されカラーも新色に!こちらの白はパールのかかったようなアバローンというカラーですがとても綺麗です。
こちらはSPECIALIZEDらしい赤白黒のカラー。e-bikeには見えないようなレーシーな色ですね!
TURBO CREO SL EXPERT CARBON EVO
グラベルタイプのセカンドグレード。こちらもc38ホイールにGRX Di2仕様は昨年と変わらずですが、新たにハンドルバーリモートを搭載しカラーチェンジしています。鮮やかなイエローでなかなかないカラーリングです。2021モデルのDIVERGEでも採用されていますが実車で見るとより綺麗でかっこいいです!人と被らないカラーが好きな方などには特におすすめです。
車種、グレードのおすすめの選び方
e-BIKEを検討している方も多いかと思いますので、ここで少しだけ選び方のコツをご紹介します!大きく分けて2つございます。
まずロードタイプの無印CREOかグラベルタイプのCREO EVOかですが、グレードが変わらなければ値段はほとんど変わりません。よって今後グラベルに興味のある方は初めからグラベル仕様のEVOが少しお得です。あとからグラベルタイヤとドロッパーポスト、フレアハンドルを買うぐらいなら最初からついていた方が安くなります。逆にグラベル仕様を買ってロード仕様にするにはタイヤとチューブだけである程度済んでしまいます。
逆にヒルクライムをたくさんしたい、アシストの恩恵があるならより遠くに今までより難易度の高いコースにチャレンジしたいという方にはノーマルのCREOがおすすめです。登坂時のスピード、バッテリーの持ちが以外と変わります。モデルによりますがEVOとノーマル仕様ではノーマルのCREOのほうが1kg以上軽くなることもあるのでかなり大きいです。
もう一つグレードの選び方ですが今現在e-bike用のホイールは市販されていませんので基本的に車体を購入する際にグレードによって決まってきます。そのため通常のロードバイクだとはじめにフレームの良い車体を買って後からホイールを買い足すということもありますがe-bikeだとはじめに選ぶ必要があります。そのため今後車体のアップグレードをしたいなという方は最初少し上のモデルで始めると後物足りなくなることが少ないかなと思います。やはりおすすめはカーボンホイールのついたEXPERT以上がお勧めです。
ここまではロードタイプのCREOでしたがここからはe-MTB LEVOのご紹介です。
e-MTB LEVO SL
基本性能は昨年までと変わらずですが大きく変わったのはフロントフォーク。Fox Float 36 Factoryを搭載し今までに増して下りに強くなりました。e-MTBということもあり登りの性能はもちろん、LEVOは圧倒的な軽さでまるで普通のフルサスMTBのように下れます。
TURBO LEVO SL EXPERT CARBON
こちらもS-WORKS同様フロントフォークがアップデート。必要な機能は全て入っているモデルです。チューブレスなどのカスタムも簡単にできるため後からフィールドや好みに合わせてカスタマイズすることも可能です。フレームはS-WORKSと同じため最もコストパフォーマンスの高い一台に仕上がっています。
e-bikeの圧倒的な性能と楽しさを体感できるLEVOですが先日下見に行きました小野ふれあいオフロードパークのようなコースとも相性抜群!これからMTBを楽しく始めたい方には本当にお勧めです!
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