ワールドツアーで最多の勝利を誇る最速のホイールが、さらに進化を遂げました。
各ホイールともに空力性能と安定性、超軽量の優れた反応性といった特長はそのままに、チューブレス対応に。フックドリムの採用により、タイヤと幅の選択肢が広がるだけでなく、110psiまでの空気圧に対応。チューブレス仕様の利点を、お好みの仕様で実現します。
さらに、２年の歳月をかけ、Roval史上最大の開発・テストプログラムを経て、とても厳格な社内テスト基準をクリア。既存の基準のほぼ２倍の基準を満たしています。

各モデルとも共通する大きな変更点は、クリンチャー専用ホイールからクリンチャー＆チューブレス対応ホイールにアップデートされたことです。特にチューブレス化の最大のメリットは、内部摩擦の軽減による走行スピードとグリップ力の向上です。走行中タイヤは絶えず変形しており、チューブが入っている場合、タイヤとチューブが変形することで摩擦が生まれ、それが抵抗となり車体を前進すさせる為のエネルギーを奪ってしまいます。チューブレス構造ならば余計な摩擦がなくなり、効率的にエネルギーを使えるという仕組みです。さらにチューブがないことでタイヤの柔軟性が向上してグリップ感が良くなるというメリットも。

さらに、耐パンク性能が向上。特に、チューブを段差とリムで挟み込んでパンクする、リム打ちパンクが無くなります。リム打ちパンクの心配がないことで、タイヤの空気圧を落として乗り心地を良くしたり、タイヤのグリップ性能をあげたりすることも可能に。さらにフックドリム構造を採用し、110psiというより高圧のセッティングにも対応したことで、タイヤと幅の選択肢が広がったのも大きなポイントです。

それでは、各モデルを見ていきましょう。

【RAPIDE CLX Ⅱ】

RAPIDE CLXホイールの大きな特徴であったフロント51mmハイト、リア60mmハイトという前後異形のリムデザインは継続に。フロントホイールは横風の影響を最小限にし、リアホイールは空力性能を最大限発揮する設計というそれぞれの特性に合わせた設計となっています。これによって、フロントは一般的な50mmハイトホイールより25％安定感が向上し、リアは65mmハイトホイールより空気抵抗の軽減を達成しています。重量はホイールセット1,520g（チューブレスリムテープとバルブ15gを含む）と優れた軽量性を実現しています。

【ALPINIST CLX Ⅱ】

ALPINIST CLX Ⅱでは、新開発のLightAFハブを採用。新たなロープロファイルのハブボディと切削ローターマウントを採用し、前作のAlpinist CLXハブから50gの軽量化を達成しています。重量はホイールセット1,265g（チューブレスリムテープとバルブ15gを含む）と超軽量を実現。ヒルクライムなど軽量性が重視される場面での活躍はもちろんですが、漕ぎ始めの軽さやコーナリングからの立ち上がりのスムーズさなど、ライド全体に渡ってオールマイティに活躍するホイールに仕上がっています。

【ALPINIST CL Ⅱ】

ALPINIST CLXⅡの弟分的存在のALPINIST CLⅡもチューブレス対応になり、幅広い用途やシチュエーションで活躍するホイールに進化。大きな特長は上位グレードのALPINIST CLXⅡと同じカーボンリムを使用し、優れた軽量性を実現していることです。タイヤサイズの装着可能幅は24mm ～38mm。重量はホイールセット1,375g（チューブレスリムテープとバルブ15gを含む）

店頭にはRAPIDE CLX ⅡとALPINIST CL Ⅱが入荷しています。ぜひ店頭でお確かめください。

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