2022年モデルのターマック SL7シリーズからCOMPモデルをご紹介します。前作であるターマック SL6の軽さとエアロロードバイクであるVENGEの空力性能をハイブリットした、オールラウンダー「ターマック SL7」。コンポーネントにはSRAM Rival eTap AXSの12速の電動コンポーネントを採用し、ホビーライドからレースにもおすすめのモデルです。

フレームはFact 10r Carbonを採用し、56サイズで920gと軽量な仕上がり。さらに軽いだけでなく、エアロ性能を追求し前モデルのSL6より40km走行で33秒も速くなりました。

ブレーキホースはセミ内装され、空力性能向上とシンプルな外観を実現。

ハンドルはアルミ素材の丸ハンドルが付属します。ステムキャップに開いている穴は、スペシャライズドから販売されている専用アクセサリーマウントを使用することで、サイクルコンピュータやライドをスマートに取り付けることができます。

コンポーネントにはSRAM Rival eTap AXSの12速の電動コンポーネントを採用。ブレーキレバーはコンパクトで握りやすい設計になっています。コンポーネント同士は完全ワイヤレス接続されており、シフトレバーのボタンを軽く押すだけで変速してくれます。特に、ロングライドやレース終盤など、疲労が溜まっているときの恩恵は大きく感じられるかと思います。

クランクはオプション追加でパワーメータークランクにアップグレードできます。

電動モーターの力により正確で滑らかなシフティングを実現。アプリでギア比の調整なども可能で、自分好みのシフティングにアレンジできます。

サドルには人間工学に基づいて設計された今やスペシャライズドの定番アイテムとも言えるPowerSportサドルを採用し、ライドの快適性を高めています。

ホイールはDTSWISS R470が採用されています。実測で1775g(リムテープ込み)と完成車付属のホイールとしては、とても軽量です。チューブレスレディにも対応しています。タイヤには転がり抵抗と耐パンク性能のバランスが良い、TURBO PRO 700×26cが採用されています。

スタッフ塚本がターマックSL7コンプでヒルクライムに挑戦したレポートもご覧ください↓

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