待望のシマノ105Di2が入荷しました。先にモデルチェンジしたデュラエース・アルテグラDi2の技術や機能、グラフィックなどを受け継いだ高性能コンポーネントとなっています。また、より多くのライダーに届くようにと、グループセットで約21万円(税込)～と上位モデルと比べてお求めやすい価格設定となっているのも大きなポイントです。コンポーネントの乗せ換えに関して、ターマックSL6スポーツやルーベシリーズなどのグレードアップやロングライドの際の疲労軽減にもおすすめです。もちろん他メーカーのバイクでも全然OKです。お気軽にご相談ください。

油圧ブレーキシステムを搭載しながら、コンパクトでエアロ性能を有するブラケット。人間工学に基づいた、長時間のライドでも握りやすく負担の少ない設計です。ギア変速は、テレビのリモコンのようにボタンを押すだけなので、従来の機械式変速に比べて何倍も楽になります。実際に30km程度のライドでも変速回数は優に100回を超えますのでその恩恵はとても大きなものとなります。

ブラケット内にはボタン電池が内蔵されており、ディレーラーとの接続は完全ワイヤレス仕様になっています。完全ワイヤレスとすることで断線の回避、ハンドル周りの簡素化、メンテナンス性の向上など多くのメリットがあります。

専用のE-TUBEアプリを活用することで自由なスイッチ操作の割り当てが可能なのもDi2の大きな特徴です。左右にシフトアップとシフトダウンのボタンが2個ずつと、ブラケット上部にも左右1個ずつスイッチが付いており、サイクルコンピュータの画面スクロールや変速用としても割り当てることができます。さらに別売りで変速用スイッチ単品での取付も可能で、ハンドルのどこを握っていても変速が可能です。

フロント・リアディレーラーにはモーターが内蔵され、電子制御プログラムによって力強く安定したギアチェンジを実現。特にインナーとアウターのギアの段差が大きいフロントギアの変速スピードと安定性が劇的に向上しており、ヒルクライムやレースシーンでも正確なシフトチェンジが可能です。

さらにDi2にはシンクロナイズドシフトとセミシンクロナイズドシフトという2種類の変速モードがあります。特にシンクロナイズドシフトモードは、リアディレイラーの変速と連動し、フロントディレイラーが最も効率的なギアを自動的に選択する機能です。つまり、ひとつのシフター（リアシフター）で前後ディレイラーを操作可能となるので、変速操作で組み合わせや効率を考えたりする必要が無くなり、ライドに集中することができます。

無線受信部や充電ポートはリアディレイラー本体に備えられています。専用のE-TUBEアプリや各ディレーラーの調整もリアディレイラーを起点に行います。リアディレイラーとフロントディレイラーはフレーム内蔵バッテリーを介して有線接続されることで、確実な電力供給、そしてシフトパフォーマンス向上といった利便性を確保しています。

フロントクランクは、これまでと同様にホローテックⅡ構造により、重量を削減しながらも強度を維持し、より優れたパワー伝達を実現。デザインは最上位モデルのデュラエースと瓜二つの洗練されたデザインで高級感を演出しています。クランク長は160、165、170、 172.5、175 mmの5種類をラインアップ。チェーンリングの歯数は50-34T、52-36Tの2種類。52-36Tは年明けの入荷予定です。

リアカセットスプロケットには新たに36Tが登場。フロントのインナーギアを34Tのセッティングにするとギア比が1を超えるので、登りの負荷がだいぶ軽減されますね。ヒルクライムを楽に走り切りたい方はぜひ採用してみてください。ちなみに、RD-R9250とRD-R8150はロースプロケット34Tまでの対応なので105の36Tとの互換性はありません。

ブレーキキャリパーは上位モデルと同様、パッドクリアランスを10％広げることで、ブレーキノイズを低減しています。さらにブレーキローターをRT-CL900やRT-CL800にグレードアップすることで、さらに制動力や静音性が向上しますのでおすすめです。

店頭でお確かめください。

　

　

　

ショップの最新情報、ライドイベント情報、お得なSALE情報などが届きます。
在庫のお問い合わせ等も公式LINEからどうぞ！ぜひご登録ください！